おひとりさまで中華街の食べ放題に行ってみた

中華街で食べ放題

世の中の”おひとりさまブーム”以前から必然的におひとりさまな私が中華街でおひとりさまで食べ放題を初体験してみた。

事前にネットで調べてた”おひとりさま大歓迎”のお店がまさかの予約いっぱいで入れず途方に暮れ、中華街をウロウロ。しかし、どこのお店の店頭には”ぐるなび1位獲得!”のサイン。みんな1位ってありえんでしょ。みんな嘘っぱちに見えて逆に入りにくわー。一人だと呼び込みの店員さんも声をかけてくれないし、困ったな。
しょうがない、中華マンでも食べながら作戦を練るかと思い入ったお店の奥に食べ放題のお店が。店員さんが目を合わせてくれたタイミングを逃さず「一人でも大丈夫ですか?」の言葉に、店員さん無言の頷き。これも何かの縁だ。

中華街大飯店

おひとりさまでも受け入れてくれた奇特なお店は”中華街大飯店”というなんとも捻りもないストレートな名前のお店。大丈夫だろうか。

んで、注文したのは”プレミアム食べ放題2,680円(税抜)”。

中華街大飯店

メニューはずらっと前菜からメイン、デザート、そして点心までの168品。1品の量がわからんから、何品頼んでいいかわからん。

北京タッグ

んで、とりあえずは安定の北京タッグ。すでに巻かれてきた。

フカヒレスープ

カニ味噌とフカヒレのスープ。ここまでは予想の範疇の量だ。

海鮮炒め

そして三種海鮮と季節野菜の炒め。量が心配だったが、なかなかの小皿感。これなら色々と種類を楽しめるかも。海老、イカ、ホタテがプリプリしてて美味しい。

エビのガーリック風味炒め

海老のガーリック風味炒め。頭からがっつりいけるヤツだな。ビールが呑みたくなる。しかし量がすこぶる適量で良い良い。楽しい。

そしてここまでが最初の注文で168品から選び抜いた精鋭たちだ。

この調子で注文2回目。
ピータンが入ったお粥をチョイス。

ピータンおかゆ

ここでまさかの大皿。スープと同じ小皿感で出て来ると思ったのに2〜3人でシェアする量のおかゆが。塩梅よく、美味しいのだがこれはやばい。5品目で早くも満腹感が。しかも時間が経てば経つほど、ご飯がスープを吸って膨らんでいく。
まずい!と思い始めた時に、2品目が運ばれてきた。お粥と一緒に食べようと味濃いめのお肉料理と思って頼んだのが豚バラの角煮。味変して、勢いをつけよう。負けない。

豚バラの角煮

照りがすご過ぎて写真が反射してる。しかし、みなさん、その奥に見えるだろうか?豚バラの角煮に当たり前のように付いてきた2つの蒸しパンが。「パンに挟んで食べてください」と笑顔の店員さん。いや、聞いてない、聞いてないよ、店員さん。

豚バラの角煮

メニューの写真を今一度確認。確かにそには蒸しパンの姿をちらりと写ってる。イメージ写真は実物より劣るというのが相場だが、これはなんとも人生史上に残る”期待を超えるイメージ写真”だ。しかも動揺したのか、蒸しパンの底に付いてた紙も一緒に食べてしまったことを2つ目に手を伸ばした時に気付くありさま。そして、それをあざ笑うかのようにどんどん水分を失っていくお粥。豚バラまんと水分多めのご飯と格闘すること約30分。この間に助けを求めるかのように大好きな大根餅(写真なし)を注文するが、所詮は餅である。逆効果だ。

その様子を察知したのか、店員さんがお水を持って登場。「デザートもありますが、いかがしましょうか?」と親切な声がけに「少し考えます」と抵抗。まだいける、いや、いきたい。魚介、お肉、お米、そして予想外のパンときたら、どうしても麺で締めたいと思うのが男のロマンだ。

テーブルのピンポンを押すオレ。
注文を取りに来る店員。
麺のメニューページを開くオレ。
テーブルに近ずく店員。
直感で注文する麺メニュー。
驚く顔で注文を繰り返す店員。
勝ったと心で呟きながら2度頷くオレ。

海鮮そば

そうして注文した海鮮ソバ。残さず、そして美味しく平らげました。どうだ、店員さん!
この後、店員さんの先ほどの親切心を無駄にしてはいけないと胡麻団子(写真なし)も注文。おひとりさまだが、熱々の甘いデザートで心も温まった。満足感でいっぱいだ。

金曜の夜だったせいか店内はカップルだらけでしたが、大満足のおひとりさま食べ放題 at 中華街でした。でも中華料理はみんなでワイワイが良いかも。今度はみんなで行きましょう、(ってか)行ってください、連れてってください。

今回おひとりさましたお店の中華街大飯店。種類も多くて、味も美味しい!オススメのお店です。おひとりの時は、お粥の量に注意して注文してね。豚バラは蒸しパン2つ付きです。