劇場版コードブルーを独り観した時のお話

劇場版コードブルー

横浜みなとみらいにある映画館で劇場版コードブルーを観てきました。映画館がちょー久しぶり。しかも独りとか。
実はこの出来事はおひとりさまで中華街の食べ放題に行ってみたの前時間でのお話。

迷った挙句に劇場版コードブルー

中華街から徒歩20分。赤レンガ倉庫を通り過ぎて、映画館に到着したのは、15時45分。
ミッションインポッシブルの最新版とコードブルーが同時刻に開始する。チケットを買う寸前まで二者で迷ったが、8月の激務を終え、謎解き的な映画は頭の容量的に無理な気がしたので”ストレートで内容が入ってくるだろう”コードブルーを選択。
チケット購入を機械で進めていくとプレミアムシートの文字。なにやら通常の料金に500円プラスでちょっと贅沢シートになるらしい。自分へのご褒美とばかりにプレミアムシートを選択し、購入完了。と、無料ドリンク券がチケットに引き続き印刷され出てきた。思いかけず、得した気分。

早速に徒歩20分で失った水分を補給しようと烏龍茶を注文。躊躇なく1番大きいラージサイズを店員さんに告げるが「こちらの無料券はレギュラーサイズになります」と言われ、内心「デブの徒歩20分で失う水分量を舐めんなよ!」と思ったが、さっき”得した気分”になったばかりなのに勝手なやつだなと反省。だが結局にレギュラーサイズ烏龍茶を上映前に飲み干し、ラージサイズ烏龍茶を追加でおかわり注文してしまう。先ほどと同じ店員さんのレジに並べないあたりにまだ羞恥心が残る43歳は、2杯目の烏龍茶を手にして安心感に包まれる。

そんなこんなで遅れて館内へ。入ってすぐ発見のプレミアムシートに驚く。プレミアムシートが無駄に目立つ装いなのだ。

プレミアムシート

しかもだ。館内はそこそこの混み具合にも関わらず、赤で彩られた特別感満載の席に誰も座っていない事実がよりこのシートを際立たせる。平日の夕方、しかも夏休みとコードブルー・・・なるほど、若い学生カップルがその赤いシートを取り囲むように座っているのも納得だ。なんだか恥ずい。プレミアムシートに座る優越感より羞恥心が勝り、チケットに目をやり「あれ?間違ったかなー」な感じで一回映画館の外へ。ここで平静に状況を整理。平日のこの時間にプレミアムシートに男一人 + カップルで観るには最適のコードブルー + 片手にはラージサイズ烏龍茶とポップコーン(買っていた) = 完全に今日という日を待ち望んでいたガッキーファンがどっしりと構えて映画鑑賞の構図のやつだ。いや、違う。私は、生粋の綾瀬はるか派だ。外は酷暑、涼しいところでゆったりと夕飯までの時間を過ごしたい一心なのだ。それにトムクルーズが飛んだり跳ねたり走ったりする映画でも良かったのだ。通路でウロウロ・・・OK、わかった。ここは「ドラマを欠かさず観ていた者にとっては彼らの成長を見届けないといけない」という一種の親心の空気感を出して羞恥心を隠しシートに導かれよう、と思うまで3分。足早に少し暗くなった館内へ再び。胸をはれ、オレ。

そして始まる劇場版コードブルー

周りからどう思われるか?の葛藤はさておき、プレミアムシートの座り心地は最高だ。席幅も1.5倍以上広く、前席に座る人の頭が視界に入らないように絶妙の高さに設置されている。

そして本編開始。4度は泣くと聞いていた劇場版コードブルー。確かに鼻水をすする音が周りから何度か聞こた。かく言う私も、1度だけ山Pのビデオレターでウルウルきてしまった。大人になったな、山P。ハンターチャンスさんもさぞかし喜んでるでしょう。
登場人物も前回のテレビシリーズより増え、盛りだくさんの人間模様にドラマファンである人には観るべく内容になっているが、テレビシリーズを観ていない映画だけの人には、ついていくのが大変な2時間強だったはず。続きは無さそうな雰囲気だが、あとは海猿商法か。ミスチルのHANABIが流れる中、エンドロールで映画は終了!と同時に足早に館外へ。みんなの成長を見届けた満足感を胸にトイレに駆け込みました。なかなか長いエンドロールに最後はどうなるかと思ったよ。ラージサイズ烏龍茶め。

テレビシリーズファンには必見の劇場版でした。

映画を見る前に最低でもサードシーズンを観ておくことをオススメします。